「太陽の季節」のマンホール
神奈川県逗子市逗子1-4-4 逗子駅前
海が見たいと思って逗子までやってきた。
海を間近に感じるためには逗子から西へ、海を左手にして走るのがいい。楽しみをそこまでとっておくために、藤沢から鎌倉経由で山側を走ってきた。
朝は曇っていた空もきれいに晴れて、さあここから江ノ島まで海沿いの快走ロードを楽しむ予定だ。
その起点になる逗子海岸にある太陽の季節の碑をデザインしたマンホールを逗子駅前にみつけた。奇しくも今月1日に「太陽の季節」の作者である石原慎太郎の訃報が伝えられたところだった。
私は彼の小説を読んだこともないし、選挙で票を入れたこともない。作家としても政治家としても特に評価はしていないけれど、良くも悪くも時代を動かしてきた人だなとは思う。記憶に残る、という意味では田中角栄以来の人だったかもしれない、と言っては言い過ぎか。
もう太陽族を知る人も少なくなり、政治家も若い人たちに世代交代している。碑文をもじって言えば、「太陽の季節ここに終わる」というところだろうか。
碑の前には献花台が設けられていた。