2022年3月23日(水)

猫町青梅

東京都青梅市住江町

電話BOX

青梅が猫の町になっている。

と言うか、猫のオブジェやポスターなどは以前からあったのだが、2020年に青梅赤塚不二夫会館が閉館して街中を飾っていた映画の看板もあらかた撤去されてしまった結果、次の主役として光が当たってしまったということか。

路地

旧青梅街道沿いには「ニャーシネマパラダイス」「猫たちの沈黙」など、山口マオの手になるパロディー映画のポスターがならんでいる。レトロなバス待合所にある有田ひろみ・ちゃぼ(Q工房)の猫の広告看板も健在だ。

ネコならば表通りは嫌いかもしれないと雪守横丁(守谷横丁)と案内のある路地に入って見ると、案の定、たくさんの猫作品が飾られたギャラリーになっていた。サインが無いのは一般市民の応募作だろうか。映画のポスターに混じって「ソーシャルキャットワーク」なるSNSのアイコンやCMのパロディなどもあって面白い。

楽しい猫町散歩だったが、そういえば、本物のネコたちの姿を見かけなかった。彼らのことだから、なんか人がいっぱい来てめんどくさいニャー、って思って隠れていたのかもね。

赤塚不二夫シネマチックロードの頃