2005年8月20日(土)

赤塚不二夫シネマチックロード

東京都青梅市住江町

電話BOXとバス停

JR青梅駅前の旧青梅街道沿いに古い映画の看板が並んでいる。街道の中程にある青梅赤塚不二夫会館(※)に因んで、赤塚不二夫シネマチックロードというそうだ。

俺たちに明日はない

昭和の街としてレトロを売り物にしていた青梅宿だが、漫画家になる以前に映画の看板を描いていたという縁で、昭和の元気・赤塚不二夫をもう一枚の看板にしたことでさらに有名になった。手塚治虫や藤子不二夫とはまたひと味違ったギャグマンガの数々は、「忘れようとしても思い出せない」傑作揃いだったなぁ。

赤塚不二夫会館向かいのバス停には、昔風に木造の待合所がしつらえてあって、「猫の映画館」の看板が掛かっている。町のあちこちにある猫のキャラクターを探して歩くのも面白い。隣の電話BOXはレトロというよりもレトロフューチャーな感じで、「オバケ電話BOX」と名が付いている。デザイン以前に、緑の電話機というのがすでにレトロと言えなくもない。

商店街のあちこちにたのしい仕掛けがあふれている。

自転車に乗ったままきょろきょろするのは、車の往来がちょっと危なっかしい。自転車は置いて、ブラブラ歩いて散策しよう。

※ 「青梅赤塚不二夫会館」は施設の老朽化のため2020年3月に閉館しました。それに伴って映画の看板もほとんど外されてしまいました。

バカボンのパパ