小 倉 橋
神奈川県相模原市緑区小倉
尾根幹を走って、何となく西の方に向っていたら小倉橋(おぐらはし)に出た。津久井湖のそばでみつけた城山町のマンホールにデザインされているアーチ橋だ。
マンホールに描かれていた橋は一つだけだったが、平成16年(2004)に新小倉橋が完成して二段になった。元の橋は昭和13年(1938)の竣工で、現在、相模川に架かる道路橋のなかでは最も古いものなのだそうだ。
橋を渡った先のバス停の脇に、ここが東京2020大会の自転車ロードレース競技のコースだったことを記した銘板が設置されていた。武蔵野の森のスタート地点から43km、先頭の選手は1時間ちょっとでここまで来たという。山坂もあるというのに平均時速40kmとはすごい。
オリンピックのコースはこの先「道志みち」と呼ばれる国道413号を走り、山中湖を経て富士スピードウェイにゴールする。わたしもいつか山中湖まで走ってみたいが、この足では一日でたどり着けるかどうか。とりあえず今日は相模湖を目指すことにしよう。