枝垂れ銀杏
東京都中央区築地6-20-37 波除稲荷神社
寒くなると出不精になる。コロナ禍ということもあってなおさら出にくくなっているけれど、そうそう毎日うだうだともしていられない。一念発起して築地のイチョウを見に行ってきた。
海外からの入国制限が緩和されたので、場外市場は観光客でごった返していた。市場が豊洲に移っても人気は衰えないようだ。
その人ごみの奥に見事に黄葉したイチョウの大木が枝を広げていた。まだ少し緑は残るものの、色づき具合は見ごろな感じ。鳥居を覆うように枝垂れる姿が壮観だ。
目と鼻の先なのにこちらにはほとんど人影がない。色気より食い気なのか、宗教が違うから神社には興味がないのか。
おかげでゆっくりと秋の風情を楽しむことができた。