2024年2月26日(月)

富士山遠望

東京都多摩市諏訪6-2-6付近

富士山

多摩市とその南側の各市との境を走る尾根幹(南多摩尾根幹線)は、その名のとおり尾根筋の高いところを走って行くにもかかわらず景色が良くない。ロードレーサーの練習コースとして有名だが、そういう意味ではトラックコースに近い感触だ。

橋上から

そんな尾根幹の中でも数少ない富士山展望スポットが、多摩川方面から走って行くと京王相模原線・小田急多摩線の鉄橋を越えた先にある。広い中央分離帯を挟んで分かれていた上りと下りの車線が対面通行になるあたり、緩やかにカーブした道の先にその姿が現れると思わず足が止まる。

わたしが気付いた限りでは、走りながら富士山が見える箇所はもう一ヶ所あるだけだ。

今日はよく晴れて絶好の富士山日和だったので、その手前で自転車を降りて、尾根幹を跨ぐ東京都道137号(上麻生連光寺線)の坂浜聖ヶ丘橋に上がってみた。ここは絶好の展望台で、真っ白く雪をかぶった富士山と、その手前に長々と道志・丹沢の山並みが連なる大パノラマに思わず快哉を叫んでしまった。

せっかく坂道を登るなら、いい景色を見ないとね。

もう一ヶ所の富士見ポイント