鹿 島 橋
静岡県浜松市天竜区二俣町鹿島
交通法規を守って左側通行で鹿島橋(かじまばし)まで来たら、歩行者・自転車通行止めの標識に行く手を阻まれた。自転車は右側の歩道を通れということらしい。
ところが橋の手前の交差点には横断歩道がなく、しかも反対側の歩道は高い段差で車道からの侵入を拒んでいる。左手から合流する道は浜松市街に向って右折する車が多く、渡るのは至難の業だ。
今日はこの橋を渡り天竜川を遡って走る予定なのだが、自転車いじめとしか思えない仕打ちに出鼻をくじかれた。
鹿島橋は昭和12年(1937)に完成した上曲弦カンチレバートラス橋で、全長216.6m、幅員は6m。2本の橋脚で支えられた橋脚間(スパン)は、現存する戦前のトラス橋では最大(102m)なのだそうだ。