気仙沼大島大橋
宮城県気仙沼市
2015年にツール・ド・東北に参加した時には、前日に大島（気仙沼大島）にフェリーで渡って宿泊するオプショナルツアーがあった。その時は参加しなかったけれど、いつかそのフェリーに乗りたいと思っているうちに島に橋が架かりフェリーは廃止されてしまった。橋でつながるのは便利だが船にも乗ってみたかったなと、ちょっとだけ残念に思う。
2019年に開通した気仙沼大島大橋は、両岸にある鶴ヶ浦と亀山にちなんで鶴亀大橋の愛称で呼ばている。気仙沼と大島を結ぶ県道218号大島浪板線は気仙沼大島龍宮海道と名付けられ、気仙沼側に浦島1号、2号、大島側には乙姫1号、2号、3号というトンネルがあっておもしろい。
島南端の龍舞崎には乙姫窟（おとひめいわや）があり、浦島太郎伝説の舞台とも言われているそうだ。
気仙沼港から湾の出口方面を見ると、角度によっては気仙沼湾横断橋と気仙沼大島大橋が重なって一つの橋のように見えることがある。横断橋の上にちょこんと載った（ように見える）大橋が思いのほか小さくて、大島はそんなに近かったのかと驚かされた。