2012年6月23日(土)

二ヶ領上河原堰

調布市染地2丁目44番地先

鮎

二ヶ領上河原堰が新しくなった。昨日までの雨の影響もあって、以前に比べると荒々しくダイナミックな印象だ。優美な曲線で流れ落ちる滑滝の下で白鷺が獲物を待っていた景色が懐かしい。

堰

魚道を覗いてみると鮎の稚魚が続々と遡上してくるのが見えた。魚道とはいえ流れは速く段々ごとに白い泡が立っている。懸命に上ってくる小さな姿に、思わずフレフレと声をかけたくなる。

最近のニュースによると、多摩川を上ってくる鮎の数は年々増えていて、今年は過去最高の約1,200万尾と推定されるという。それはとりもなおさず多摩川の自然環境が良くなってきていると言うこと。鮎にとってもわれわれ人間にとっても喜ばしいことだ。

上流域では鮎漁が解禁になっている。わたしも鮎の塩焼きは好きなので矛盾するけれど、漁に気をつけて、元気に大きくなるんだよ。

以前の二ヶ領上河原堰 | 川崎歴史ガイド