四谷下堰緑地
東京都府中市四谷5-14
多摩川と浅川が合流するあたりの多摩川左岸(府中市側)に、工場と工場に挟まれた細い路地のような緑地がある。
入口に建つ「府中市西府用水下堰水門之跡」の碑を見るまでもなく、用水路の跡を公園にしたものだとわかるのだが、緑道として散歩するには短く公園としてくつろぐには細長くて使いづらい。
そんな四谷下堰緑地が、秋には両側にずらりと赤い花を並べたヒガンバナの名所になる。
かつてこの用水が水を運んでいた四谷地区には、今でも田んぼが残っている。そのあぜ道を彩るヒガンバナもすばらしい。秋の一日を、何も考えずにこの周辺をぶらぶらと走っていたら、あっという間に時間が過ぎていった。