2012年12月8日(土)

大國魂神社のイチョウ

東京都府中市宮町3-1

全景

大國魂神社本殿背後の森の中に「都内では善福寺のイチョウに次ぐ」といわれる大イチョウが聳えている。その大きさのわりには控えめな佇まいだ。

根元

遠目には二本の木のように見えるけれど、落雷で幹が裂けてこんな姿になったものだという。一本に集まった根本は太く堂々として、何百年という樹齢を感じさせる。

イチョウにはその気根が乳のように見えることから子育てに関連して信仰される例が多く見られる。このイチョウもその信仰の対象になっているのだが、ほかとは違う話が伝わっている。それは、この木の根元に住む蜷貝(にながい)をせんじて飲むと乳の出が良くなるというもので、大國魂神社の七不思議に数えられている。

今はもう貝はいなくなってしまい、イチョウそのものをお詣りするようになったという。

府中市教育委員会の説明板 | 善福寺のイチョウ