田野畑駅
岩手県下閉伊郡田野畑村和野38-14
三陸鉄道の不通区間を連絡バスで乗り継いで、田野畑駅までやってきた。高台にある駅舎は無事だったと聞いているが、駅前には「津波到達地」の碑が立っている。標高は20m弱。こんなところにまで来たのかと愕然とする。
駅舎は、KitKatの復興支援プロジェクト「キット、ずっとプロジェクト2012」によって桜色にラッピングされていた。桜の花に混じって、たくさんの応援メッセージが駅舎を包んでいる。
駅にはDellaラッピング車輌「ココから号」が待っていた。乗客はわずかなのに3輛編成だ。そのわけは、終点の久慈駅に着いて判明した。ホームにあふれんばかりの団体旅行客が待っていたのだ。
みんなが三鉄を、三陸を、東北を応援している。今までも、今も、そしてこれからもずっと。
※ 2014年4月6日小本−田野畑間が開通し、三陸鉄道は全線再開しました