2013年6月10日(月)

田野畑駅

岩手県下閉伊郡田野畑村和野38-14

ココから号

三陸鉄道の不通区間を連絡バスで乗り継いで、田野畑駅までやってきた。高台にある駅舎は無事だったと聞いているが、駅前には「津波到達地」の碑が立っている。標高は20m弱。こんなところにまで来たのかと愕然とする。

田野畑駅

駅舎は、KitKatの復興支援プロジェクト「キット、ずっとプロジェクト2012」によって桜色にラッピングされていた。桜の花に混じって、たくさんの応援メッセージが駅舎を包んでいる。

駅にはDellaラッピング車輌「ココから号」が待っていた。乗客はわずかなのに3輛編成だ。そのわけは、終点の久慈駅に着いて判明した。ホームにあふれんばかりの団体旅行客が待っていたのだ。

みんなが三鉄を、三陸を、東北を応援している。今までも、今も、そしてこれからもずっと。

※ 2014年4月6日小本−田野畑間が開通し、三陸鉄道は全線再開しました

宮沢賢治詩碑 | (詩碑裏面)駅名<カンパネルラ・田野畑>の由来