コガネイの地上絵
東京都小金井市桜町2-2(上水公園)
小金井市が、市制施行55周年記念事業として「地上絵」の制作を行っている。地上絵といっても南米のナスカにあるような壮大なものではなく、子供が道路に書いた落書きのようなささやかなものだ。
いやいや、落書きなどとはとんでもない。どの作品も参加した市民一人一人が心を込めて描いた素敵なものばかり。永く残る作品なので、タイムカプセル的な思いもこめて市内の各小学校で制作されている。アーティストの淺井裕介が、メインビジュアルと制作指揮を担当している。
学校以外で現在見られる所は上水公園のみだが、今月中に小金井公園でも制作のワークショップが開かれるそうだ。
今後、どこまで制作の範囲を広げるのかわからないけれど、何十年か後に、ふと信号待ちの合間に足元を見たら昔好きだった子の描いた絵が残っていた、なんていうセンチメンタルな事件が起こることもあるのかな。
※ 2014年3月24日の小金井公園の制作を最後に制作プロジェクトは完了、交差点には描かれなかったようです