2014年8月16日(土)

扇橋閘門一般公開

東京都江東区猿江1-5-18

後扉

扇橋閘門が8月中の土日に一般公開されているというので、休みを調整して行ってきた。船に乗って実際に高低差のある川を航行する様子を体験できるのかと思ったのだが、東京都としては施設を公開しているだけ。一般の業者が企画している観光ツアーがあり、その船が通過するタイミングに出会えたので、それを陸側から見て楽しんできた。

前扉

見ることができたのは、水位の高い隅田川側から水位の低い旧中川・荒川側へ船が抜けていくところ。前扉から船が2つの水門に挟まれた水路(閘室)に入ってくると扉が閉められて閘室の水が抜かれ、閘室の水位が下がったところで後扉が開いて船が進んでいった。仕組みは面白いのだが見た目には特に盛り上がりもなく、「ふ〜ん」と言っただけで帰っていく人もいたけれど、実際に閘門の操作をする管理室も見ることができて成果は十分。次は船にも乗ってみたいな。

見学の記念品に、東京都水道局が販売している「東京水」を頂いた。高度浄水処理100%の水道水をペットボトルに詰めたもので、水道の水がイヤでペットボトル入りの水を買っているという人には信じられない商品かもしれないが、冷やしてあればそこそこにおいしい。おかげで熱中症にもならず、今日一日のポタリングを楽しむことができた。

東京都江東治水事務所の説明板 | 閘室内の水位の変化 | 外から見たところ