2014年8月21日(木)

東大農場 ハス見本園

東京都西東京市緑町1-1-1 東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構

千弁蓮

蓮にもバラやボタンのような園芸種があるとは、寡聞にして知らなかった。東大農場のハス見本園では200品種以上の花ハスを栽培しており、その一部が期間を限って一般公開されている。

蓮

「ひまわり迷路」の一般公開に時期を合わせているため、花が終わったあとのハチス(花托)が目立つ。終わったばかりのものはじょうろの口のようでかわいいのだが、種が育ってくると百目妖怪そっくりになって気持ちが悪い。それを隠すため(ではなくて、たぶん種を落とさないため)に袋を被せてあるのを見るとホッとする。

百花繚乱とは行かないけれど、千枚の花びらがあるという珍しい「千弁蓮」を見ることができた。「千」はたくさんという意味かと思ったが、解説の方の話によると本当に千枚の花びらがあるらしい。蓮の花は寿命が4日と決まっていて、左写真奥が咲き始め、手前は4日目最後の花なのだそうだ。

花ハス品種見本園 の説明板 || ひまわり迷路 | 東大農場