2015年3月4日(水)

芥川龍之介・司馬江漢墓所

東京都豊島区巣鴨5-37-1 慈眼寺

芥川龍之

「司馬」は珍しい名字だから、名前を知っている人は3人しかいない。小説家の司馬遼太郎。歴史家の司馬遷。そして司馬江漢。…あれ、司馬江漢ってなんの人だっけ。

司馬江漢

頭にはしっかりとその名が刻まれているのに、どこで見聞きしたのか、どんな人物なのかさっぱりわからないというのはよくあることで、わたしには「高杉晋作」なんかもその一人だ。

ここには芥川龍之介の墓参りに訪れた。長男で俳優の芥川比呂志や三男で作曲家の芥川也寸志も一緒に眠る芥川家の墓所がある。

一族の墓から独立して建てられた龍之介の墓石は、一風変わったサイコロのような形をしていた。彼が愛用した座布団を模したデザインなのだそうだ。

豊島区教育委員会の説明板(慈眼寺)東京都教育委員会の説明板(司馬江漢墓)