三国志狛犬
東京都港区三田3-7-16 御田八幡神社
実はわたしは三国志を読んだことがないので見当違いかもしれないが、この狛犬を見た時に古い中国の武将のようだなと感じたのでこう命名してみた。
吽形は豚鼻にへの字口。それほど強くもないのに空威張りしている、こんな顔の中国人の武将をマンガか何かで見たことがあるような、ないような。猪八戒のイメージもダブって見える。
阿形は口元から強そうな牙が覗いている。目つきも鋭くて、戦陣の奥にいる大将よりは、戦場で先頭に立って敵をバッタバッタとなぎ倒す強者といった感じかな。
前回来た時は姿が隠れるぐらいに木の葉が茂っていて写真をあきらめたけど、今日も木の葉影で阿形はまだら模様。吽形は逆光でイマイチの写りなのが残念だ。幼児体型であまり凝った彫りなどがないと思ったら、元禄九年（1696）に奉納された古いものだった。