2016年5月31日(火)

京浜急行 デハ268

東京都新宿区西落合1-24-10 ホビーセンターカトー

デハ268

中学生の頃、HOゲージの鉄道模型を作ったことがある。簡単なペーパーキットや、マッチ棒で作る貨物列車などだ。調布と布田の間の旧甲州街道沿いにあった宇宙堂という模型屋には細かい部品がたくさん置いてあって、見るだけでも楽しかった。「カプラー(連結器)」なんていう単語を何十年ぶりかで思い出した。

サイド

ほどなく主流になったNゲージは小さくて、模型を手作りするのは難しかったのでじきにやめてしまった。そのNゲージの鉄道模型を製造・販売する関水金属(KATO)の本社ビル前に京浜急行(現・京急電鉄)の「デハ268」が展示されている。博物館でもないのに私鉄の車両が見られるのは珍しい。

京急には縁がある。学生時代の通学電車として4年間お世話になった。この列車「デハ268」が引退したのが昭和53年(1978)だから、少しだけ時期がかぶっているけれど、最後に走っていたのは大師線だったから乗ったことはなかった。

京急といえば海水浴に行く時に乗る電車、三浦海岸や城ヶ島、あるいは横浜、横須賀など海のイメージが強いけれど、その発祥は川崎大師への参詣路線として明治32年(1899)に開業した大師電気鉄道、現在の大師線だ。引退間際に閑線に追いやられたのかと思っていたけれど、発祥の地で最後を飾るというは、ある意味、花道だったのかも知れないね。

「デハ268」について