2016年8月10日(水)

「映画のまち調布」マンホール

東京都調布市布田4-1 (調布駅南口)

日活

日活唯一の怪獣映画「大巨獣ガッパ」(1967)が小林旭を気取ってギターを背負っている。くちばしはあるけれど鳥ではなくカッパ。「ギターを持った渡り鳥」(1959)はシリーズ化されて日活の黄金時代を支えたヒット作だったが、ガッパは一作っきりで終わり、日活も経営不振になってロマンポルノ路線に移行していった。

大映

バックの写真は当時「東洋一」と言われていた調布撮影所。今は規模を縮小して、跡地はマンションなどになっているけれど、当時は銀座の街並みを再現したオープンセットがあって、地球儀の形をした森永キャラメルのネオンが多摩川の土手の上から見えた。

ガッパと同時期に松竹も「宇宙大怪獣ギララ」を発表して、大映「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」、東宝「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」と各社揃い踏みの怪獣映画に怪獣少年だったわたしは大興奮だったが、お小遣いが足りずガッパとギララは見られなかった。追加の小遣いをねだるわたしに、「ガッパはカッパが大きくなっただけだよ」「ギララはギラギラ光るだけでなんにも面白くないらしいよ」と言った両親の言葉が思い出される。

北口の鬼太郎マンホールとあわせて、調布駅南口にも4枚の「映画のまち調布」マンホールが設置された。大映はガメラと大魔神、日活は新旧撮影所の写真とフィルム缶のデザインで各2枚。鬼太郎ほどにはインパクトが無く、わたしも今まで気付かなかったが、見逃せない、調布ならではのカラーマンホールだ。

ゲゲゲの鬼太郎マンホール | 日活調布撮影所