怪獣殿下(後編)ロケ地
東京都調布市西つつじケ丘4-23-51付近
ウルトラマン第26-27話「怪獣殿下」の舞台は大阪と言うことになっているけれど、主人公の怪獣殿下ことオサム君が住む団地のシーンは多摩川住宅で撮影されたようだ。その団地の建設現場に古代怪獣ゴモラが現れ、科学特捜隊のイデ隊員とアラシ隊員が現場に急行するシーンが後編の冒頭に登場する。
そのシーンに現れる団地は神代団地。車は団地の管理棟前辺りから野川の高谷橋を渡って、成城方面へ走っていく。ちょうどわたしの自転車通勤路に重なるルートで親近感が湧く。
この回に登場するゴモラは、わたしの好きな怪獣の一つだ。1億5千万年前の古代生物の生き残りという設定なので、火も吐かず武器は振り回す尻尾の一撃だけというシンプルな怪獣だが、めっぽう強くてウルトラマンも大苦戦する。その強さに憧れたのはもちろんだが、サイのような角と三日月型の頭が絵に描きやすかったことも理由の一つだった。
放送当時には多摩川住宅や神代団地が映っているなんて全く気付かなかったのだが、もしかしたら無意識に気がついていて、それもゴモラを好きになったことに影響していたのかもしれない。