めがね橋(響橋)
神奈川県横浜市鶴見区東寺尾6-36
鶴見周辺の散歩情報を探していたら、「めがね橋」という面白そうな名前を見つけた。しかも、鶴見川に架かる橋ではなく、寺尾台の山の上にあるという。
鶴見区のHPに掲載されたお散歩マップによれば、周辺には「寺尾奉行」が立てた高札を回るコースが設定されていて、楽しい散歩ができそうだ。
JR鶴見駅西口から西に延びる横浜市道85号(水道道)が、国道1号(第二京浜)を跨いで架かるアーチ橋がそのめがね橋で、正式名称は「響橋」という。
設計は今井兼次、昭和16年(1941)に竣工した。戦争で中止になった東京オリンピック(1940年開催予定)のマラソンコースが国道1号に予定されていて、その折返し地点のランドマークとなることも意識してデザインされたようだ。
アーチは一つだけで「メガネじゃないじゃん!」と突っ込まれそうだが、地元では広く知られた愛称だという。かながわの橋100選や横浜市歴史的建造物にも認定されている。
橋の西側の袂に建つ庚申塔に、件の高札が立っていた。高札の下には次のポイントの案内指示があって、50m先に次の心願地蔵がある。いくつ見つけられるか、ぐるっと回ってみよう。