2006年7月1日(土)

築地本願寺

東京都中央区築地3-15-1

狛犬?

大谷探検隊を率いてシルクロードを旅した22代門主大谷光瑞の面目躍如とも言うべきこの建物は、昭和9年(1934)に伊藤忠太の設計により竣工した。日本的な仏教建築とは一線を画し、仏教が西域から伝えられたものだと言うことを改めてわれわれに伝えようとしている。

本堂

怪しい獣たちに迎えられて本堂のなかへと歩み入る。振り返ると、ハスの花が描かれたステンドグラスの両側に、キリスト教会のようなパイプオルガンが鎮座していた。定期的に演奏会が開かれているようだが、どんな曲が演奏されるのか興味深い。

さらに本堂の片隅には、平成10年(1988)に急逝したhideを偲ぶコーナーがあった。普通のお寺には不釣合いに思えるビジュアル系のイラストやフィギュアも、ここなら「あり」かもしれないと思えてしまう。古代の遺跡のようなこの建物の中では、すべての予想外が、予定調和であるかのようだ。

外に出ると、一瞬、広い境内がバザールで埋まる景色が見えたような気がした。「異邦人」(久保田早紀、1979)の曲がかすかに聞こえて、消えていった。

(怪しい動物たち) 獅子 |  | 馬とライオン |  |  |