駒繋神社
東京都世田谷区下馬4-27-26
蛇崩川緑道を走っていくと、赤い太鼓橋に道を塞がれる。まだ川だった頃の記憶をとどめて、橋はそこをどこうとしない。
橋を渡って木々の間を上っていくと、神社の境内で秋祭りの準備をしていた。ここは源頼朝が奥州遠征からの帰途に立ち寄り、馬(駒)を境内の松に繋いだことからその名が付いたといわれる駒繋神社だ。
神社は小高い丘の上にあり、緑道はまさに蛇がからみつくようにそのまわりを巻いていく。この辺の地形のありようも、蛇崩川の名前の由来の一部となったのかもしれない。