2006年11月4日(土)

午後の日

神奈川県川崎市多摩区堰1-28-1(神奈川県立向の岡工業高校)

午後の日

岡本太郎の「午後の日」(1967)を見られる学校がある。

東名高速道路の多摩川橋に近い神奈川県立向の岡工業高校の創立20周年(1981)の記念に贈られたもので、校門の内側からにこにこと子供たちが登校してくるのを待っている。みんなに撫でられて、その顔はぴかぴか光っている。

「グラスの底に顔があったっていいじゃないかっ!」(キリンシーグラム「ロバートブラウン」2周年、顔のグラスプレゼント、1976)という名言があるように、「顔」は太郎の作品の主要なテーマだ。大阪万博(1971)の太陽の塔のように無表情だったり髑髏のように不気味な作品が多い中で、この作品の何とも言えないうれしそうな表情は人気がある。

多磨霊園にある彼の墓碑にも、この作品が使用されている。

岡本太郎墓碑