2004年3月27日(土)

世田谷文学館

東京都世田谷区南烏山1-10-10

文学館前の旧家

芦花公園の住宅地を走っていたら、掘割りに錦鯉の泳ぐ立派なお屋敷が現れた。門前にしなだれかかる桜がとてもいい感じだ。

世田谷文学館

このお屋敷の後ろに建つクリアケースのような建物は、世田谷に縁のある文学者にまつわる品々を集めた世田谷文学館だ。ガラスに覆われたハイテクな建物の明るいロビーは、文学に興味がなくても寄ってみたいところ。

設計は杉村憲司(1995)。

お屋敷の鯉を見ているだけでも、十分に文学的な気分になる。森鴎外の生れた津和野に、こんなところがあったような気がする。