大六天社
東京都世田谷区大蔵6-13
喜多見の第六天塚古墳は「第六天」を祀っていたのでその名が付いたと知ってから、「第六天」を探していた。
別に宗教の研究をしているわけではないが、それまで第六天社という名前を聞いたことがなかったので気になっていたのだ。
第六天は思わぬところにあった。
野川と仙川を分ける山の上、東宝ビルトと永安寺の間の東名高速の脇に隠れるように置かれた小さな祠が大六天(第六天)社だった。案内も何もないけれど、境内はきれいに掃き清められ、大切に守られていることがわかる。そういえば、次太夫堀公園にある民家にも、氷川神社や御獄神社にまじって大六天社の護符が貼ってあった。
周りは住宅ばかりなのに「鳥獣保護区」の看板がおかしかった。まさか、ここで猟をする人はいないだろうに。