2003年7月19日(土)

上連雀交番

東京都三鷹市上連雀7-27-21

上連雀交番

巨大な鳥かごを載せたような上連雀交番(警視庁三鷹警察署)のデザインは、「雀」が含まれている地名からの連想だろうか。

実際には、上連雀/下連雀の地名の由来は「連尺」からきているという。「連尺」とは行商人などが荷物を背負うために用いた背負子のことで、江戸時代の神田に連尺を背負って行商をする人たちや連尺を作る職人などが多く住んでいた「連尺町(連雀町)」があった。この神田連雀町の住人たちが、明暦3年(1657)の大火(振袖火事)で焼け出されて三鷹の地に移り、「連雀新田」を開いたことから「連雀」という地名となったという。

ところで、このかごは酔っぱらいを収監するには丁度良いかも知れない。

連雀由来碑