国領の畑
東京都調布市国領町4-5
調布市内の京王線を地下化する工事が始まっている。完成予定はまだまだ先のことだが、見慣れた「京王線の走る風景」を今のうちに撮っておこうと散歩にでた。
国領駅の西側に広い畑が残っている。下り電車が国領駅をでて、大きくカーブを切った先の南側だ。
今回線路が地下に潜る国領から調布駅の先までの区間で、唯一、この畑のある部分だけ線路に沿った道がない。
子供の頃は道に迷わないように、遠くへ行く時は線路に沿って走ることが多かった。家に近づいて「あと少しで国領」と言う時に線路を離れるのがいつも不安で、遠くに見える電車を確認しながら畑に沿って走っていた。だから、「京王線の走る風景」を思い浮かべた時に、真っ先にこの畑の景色を思い出して行ってみた。
市内では宅地化される農地が増えている。地下化が完成する平成25年(2013)にも、この畑は残っているだろうか。
※ 平成23年(2011)秋から宅地開発が始まりました