2004年10月17日(日)

嘉納治五郎先生の碑・クーベルタン男爵の碑

東京都新宿区霞ヶ丘町10-2

嘉納治五郎先生の碑

日本発のオリンピック競技として準国技級の扱いを受けている柔道が、上野動物園の開園と同じ明治15年(1882)に誕生した歴史の若いモノだとは知らなかった。正式名称は講道館柔道と言い、創始者嘉納治五郎師範がこれまであった柔術を改良して生み出したものだ。

クーベルタン男爵の碑

東京オリンピックで初めて柔道が正式種目として採用され、軽量級:中谷雄英、中量級:岡野 功、重量級:猪熊 功が金メダルに輝いたが、無差別級の神永昭夫は、オランダのアントン・ヘーシンクに破れて惜しくも銀メダルに終わった。

国立競技場正門の前に向かい合うようにして二つの碑が建っている。東京オリンピックの開催を記念して、大会の組織委員会が建てたものだ。競技場正面に向かって右手(南側)は、アジアで初の国際オリンピック委員(1909-1938)を努めた嘉納治五郎師範を顕彰するものだ。

向かい側の碑には近代オリンピックの父と呼ばれるクーベルタン男爵のレリーフが彫られている。昭和39年(1964)開催の東京オリンピックが、男爵が国際オリンピック委員会(IOC)の創設と競技会の開催を提唱した1894年6月23日から、ちょうど70年目にあたることを記念して建てられた。

国立競技場