大宮八幡宮
東京都杉並区大宮2-3-1
大宮八幡宮は「東京のへそ」と呼ばれている。杉並区のホームページによれば、「杉並区大宮1丁目の大宮八幡近辺が東京の中心(へそ)になります。」ということらしいのだが、どういう中心なのかよくわからない(※)。
南北はまだしも、東西では明らかに中心とはならないが、“中心=重心”という書き方をしている資料もあるので、人口分布か何かで見た時の真ん中なのかも知れない。へそと的に関係はないと思うが、境内には弓道場があり、春秋には小笠原流の奉納射会が行われている。
夫婦銀杏が黄金色の光を振りまく境内には遅めの七五三に訪れた家族連れに混じって、へその緒がとれたばかりの赤ん坊がお宮参りに訪れていた。
※ 朝日新聞の「各駅停話」(2015/1/21)によれば、「国勢調査のデータをもとに、都民一人ひとりが同じ体重と仮定した場合、全体のバランスがとれる「人工重心」が近くにあることに基づいて」東京のへそと呼ばれているそうだ。