2004年5月15日(土)

高石神社

神奈川県川崎市麻生区高石1-31-1

高石神社

たまらずに自転車を降りた。

旧向ヶ丘遊園のバラ苑に行った帰りに五反田川沿いを走り、津久井道の自動車に辟易として生田の先で何の気なしに右(北)に折れると、とんでもない急坂が待っていたのだ。

句碑

毎日ここを上り下りして暮す人がいるとは信じられない、と思いつつも、戻るのも悔しいので息を切らせて自転車を引いていくと鳥居が見えた。神社の木陰で休もうと立寄ったが、鳥居の先は更に小高い丘になっていて長い階段が続いている。参道には形も様々な句碑が並んでいて、休み休み登っていくのにちょうど良い。

昼蛙 どの畦のどこ 曲らうか (石川桂郎)

などという句碑を詠みながら頂上に着いた。

こんもりとした杜のなかの小さな社を想像していたので、晴天の下の運動場のような境内に建つ真新しい拝殿に意表をつかれた。更に、拝殿の裏手に回ると右手によみうりランドの観覧車、左手に丹沢の山々を望んで、眼下には住宅開発と自然がせめぎ合う様子を見る絶景が広がっている。

谷を隔てた向うの山に立派な五重塔が見える。ちょっと行ってみよう。

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厄払い由来の説明板