2002年6月1日(土)

多摩川台公園

東京都大田区田園調布1-63

あじさい園

多摩川の下流、東急・東横線の橋の上流側にある取水堰から取り込んだ水を浄化していた調布浄水場跡は、今では多摩川台公園の一部に取り込まれ、水生植物園、四季の野草園、あじさい園となって市民の憩いの場となっている。今はあじさいが見頃だ。

こんもりとした緑

7種3,000株が咲きそろうというあじさい園は多摩川駅前という徒歩散歩者には絶好の場所にある。駅前のため駐輪には厳しい規制があるので、自転車組は公園に沿って駅から離れ、公園中央にある古墳展示室向かい側の自転車置き場に駐輪しよう。

駐輪場の目の前は国史跡の亀甲山古墳(かめのこやまこふん)。一帯にはたくさんの古墳が残っており、昔からの緑が心落ち着く。

木々の間から雄大な多摩川の流れが見える。晴れていれば富士山も望めると言うが、今日は残念ながら曇り空。鈍色に光る流れを誰もが静かに見守っていた。

多摩川台古墳群(東京都教育委員会の説明板) | 亀甲山古墳