2004年10月24日(日)

多摩川大橋

東京都大田区多摩川二丁目−神奈川県川崎区小向仲野町

多摩川大橋

国道1号線、通称第二京浜が通る多摩川大橋の橋詰めは展望テラスのようになっている。石造りながらかろやかな曲線を描く手すりがいい感じだ。東京側は、晴れていれば富士山の見える方向を向いている。

多摩川大橋

橋は昭和13年(1938)4月に着工し17年に下部工事が完成したものの、戦争による中断を経て昭和24年(1949)3月に架設を完了し開通した。下流の第一京浜(東海道、国道15号)の交通量の増加を分散させるために建設された第二京浜は、橋の完成当時は「国道36号(新京浜国道)」と呼ばれていた。昭和34年(1959)に1号に変更されたらしい。

橋の両側で名称表記を漢字とひらがなに分ける例が多いが、ここでは漢字とローマ字が使い分けられていて少しカッコイイ。