(2003年4月28日(月)) | 2005年4月23日(土)

野川のレンゲ

東京都三鷹市大沢2-17

おじいさんと子ども

子どもの頃は、レンゲを摘んだりシロツメクサで首飾りをつくったりするのは“女子”の遊びだと思っていた。“俺”達男子はそんな女々しいことはしないぜ。でも何となく、きれいなレンゲ畑は気になっていた。遊び相手はカエルだったりミミズだったりしても、その遊び場を飾ってくれるレンゲやスミレやスイートピーも、まぁ悪くはないと感じていたわけだ。

こいのぼり

大人になってみると、“じょし”みたいに花の咲くのを喜んでいる自分がここにいてなんだかおかしい。

今年も大沢の田んぼに鯉のぼりがあがった。住宅事情が悪くなってから、こうして公園や空き地に集中してあげられるのを見ることが多くなった。田んぼにはぽつぽつとレンゲが見えるが、今年はまだ一面を埋め尽くすまでにはいかないようだ(右は2003年)。

孫を連れたおじいさんが散歩にやってきた。おじいさんには馴染みの景色も、孫にはどう写っただろうか。彼女が大きくなっても、そのまた子どもや孫とこんな景色を楽しめたら良いのにと思うが、どうだろうか。