2005年1月9日(日)

豊田用水

東京都日野市東豊田1-51付近

眼鏡橋

特に決まった目的地もなくふらふらと走っていると、いつの間にか水辺を走っていることが多い。多摩川、野川を意識的に避けても、気がつくと吸い寄せられるようにして写真のような景色に出会っている。

白壁

水量のある用水は澄んでいて鯉の泳ぐ姿も見られる。こぽこぽと軽やかな音を立てながら流れていく風情は、夏でなくても気持ちが良いものだ。

用水沿いの家には橋を渡ってアプローチする。外の世界から一旦切れ、別世界としてのわが家に戻るというのがなんだかうらやましい。

家に戻ってから調べてみると、この用水は豊田(堀之内)用水といい、写真を撮った場所の近くには、隣村との境界争いを仲裁した人の記念碑(※)や耕地整理の碑などがあったようだ。日野市内にはほかにも用水路が残っているようなので、また出直してみようと思う。

今日はここからまっすぐ北に上がって、黒川清流公園を訪ねた。

※隣村との境界争いを仲裁した人の記念碑(遠藤和泉権現碑)