2007年9月23日(日)

大悲願寺

東京都あきる野市横沢134

楼門

大きな茅葺屋根を載せた兜造りの民家や大きな蔵など大きな建物が目立つ五日市の中でも、大悲願寺の仁王門が以前から気になっていた。“悲願”達成?と洒落るわけではないが、お彼岸の今日、有名な白萩を見に行ってきた。

観音堂

旧五日市街道から北へ曲って胸突八丁の急坂を登っていく。頂上にある五日市線の踏切の手前で、最後の力を出そうと立ち漕ぎをしたら膝が笑って自転車を降りてしまった。

奇しくも歩いてアプローチする事になった大悲願寺の仁王門は、両袖に長い白壁を従えた堂々とした姿で秋川の谷を見下ろしていた。その壁に沿って斜め横から自転車をひいて歩いて行く。ゆっくりとしたスピードで、スローズームのようにだんだんに大きくなっていく姿に少し感動する。車の写真を撮る時、左側のヘッドライトを中心に向って少し斜め右からのアングルをヒーローカットと言うそうだが、この門も正面から見るより斜めからの方がかっこいい感じがした。

(あきる野市教育委員会の説明板) 楼門(仁王門) | 観音堂 || 白萩 | ヒガンバナ