大 師 橋
東京都大田区本羽田3丁目/羽田2丁目 - 神奈川県川崎市川崎区大師河原1丁目
先日多摩川上流の斜張橋(奥多摩大橋)を訪ねたので、今度は最下流に架かる大師橋を見に行ってきた。二週間前にも一度行っているのだが、梅雨が明けたので、青空をバックに写真を撮り直してきた。
今まで何の疑いもなく両岸に二本の主塔をもつ一本の橋だと思っていたのだが、実際は、上下線が別の橋に分かれている。主塔一本の斜張橋と箱桁橋を組み合わせた橋が左右対称に配置されたデザインは、吊橋のような外見の吊弦材カンティレバートラス(ゲルバー式トラス)橋だった旧大師橋のイメージを継承しているそうだ。
改めて橋に興味をもつきっかけになった去年(2019)のしまなみ海道サイクリング以来、輪行はもちろん自転車以外の旅にも行っていない。オリンピックが開催されていれば、今頃はたくさんの海外からの客人を迎えていたはずの羽田の空にも、飛行機の姿はほとんで見られない。
いつになったらこの閉塞的な状況が改善されるのかと恨めしく見上げる空は良く晴れて、走れば熱中症が心配だ。この夏はおとなしく過ごしなさいと、お日様も言っているということなのだな。
大師橋について | 今昔大師橋 | 大師橋の親柱(大師橋公園) || 東京側の旧大師橋の欄干の親柱