2011年4月3日(日)

大平公園

東京都八王子市南大沢3-11

頂上

多摩ニュータウンには、象形文字(?)の残る石(蓮生寺公園)やピラミッド(秋葉台公園)など、不思議な意匠の施された公園が点在する。同じデザイナーの発想によるものなのか、単なる偶然か、そういうものを探してニュータウンを回るのもおもしろい。

石垣

南大沢中学校の南側にある「まちかど広場」に立つと、目の前に立ちはだかる大平公園の石垣に圧倒される。その上に立つ四阿には「ひねもす亭」というのんきな名前がついているが、戦国時代の砦のような雰囲気だ。

石垣の横手に回って「ころがり坂」と名のついた坂道を、その名の通り転げ落ちそうになりながら登っていくと、ひねもす亭の裏にさらに小山があり、物見台のような石組みがあった。2基の石柱が立っているが三角点ではないようだ。片方の石の上面には、なぜか「東」のない、「南」「西」「北」を指し示す方位盤が彫られている。ここからは東面以外の展望が良いという意味だったのかもしれないが、この奇妙な石組みのことばかりが気になって、周りを見渡す余裕もなく降りてきてしまった。

ちなみに、この公園では珍しいホシザクラを見ることができる。

ホシザクラ | 周辺の怪しい公園などを回ってみよう