2011年12月6日(火)

東京大学の大イチョウ

東京都文京区本郷7-3-1(工学部1号館前)

工学部1号館から

正門から安田講堂へと延びるイチョウ並木にクロスする、総合図書館と工学部1号館を結ぶもう一つのイチョウ並木の先に、ひときわ大きなイチョウの木が枝を広げている。

幹

工学部の前庭はこのイチョウを中心に設計されており、この木を見守るように、鹿鳴館をはじめとする近代日本の数々の重要建築を設計したジョサイア・コンドルや、機械工学の発展に寄与したチャールズ・ウェストの銅像が建っている。王様のように聳える大イチョウの幹は太く、控えめではあるけれど気根もいくつか垂れ下がっている。ほかのイチョウとは別格の古木であるようだ。

もうすぐクリスマスシーズン。教会のステンドグラスにモミの木をあしらった図柄をイメージして、工学部1号館の入口を額縁にした写真を撮ってみた。まるでそのために造られたかのようにサイズがぴったり合ってビックリ。珍しい絵ができて、ちょっとうれしい。

イチョウ並木 | 三四郎池の紅葉