2012年3月13日(火)

牛天神 北野神社

東京都文京区春日1-5-2

参道

牛天神の梅が満開になった。梅は、咲き始めのポツリポツリとまばらな感じが風情があって良いという人もいるけれど、やはり満開には満開の良さがある。梅は晩冬の花ではなく、初春の花なのだ。

社殿

先週来た時は参道の階段の下に自転車を置いたのだが、上に駐車場があることがわかったので、今日は階段下を通り過ぎて裏へ回る急坂(牛坂)を登っていった。自転車で登り切るつもりでいたのだが、坂の途中に立っている説明板を読むために足をついたらリスタートできなくなって、上半分は自転車を押して登るはめになった。

由緒によれば、源頼朝がここに立ち寄った当時はこの坂の下は海であったという。参道の下から仰ぎ見ると、波に洗われる断崖絶壁の上に神社が建つ景色が想像される。

宗教学者の中沢新一は著書「アースダイバー」の中で、岬状の土地には強い霊性があると昔から信じられてきた、といったようなことを言っていたが、なるほどこういう場所のことなんだな。

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