甲州道中一里塚跡(高井戸)
東京都杉並区下高井戸1-41
調布方面から甲州街道を都心に向かって走る。環八を過ぎて北側から合流してきた中央高速道路が、甲州街道の上に蓋のように覆いかぶさる地点の付近に、かつては一里塚があったという。
調布や府中の一里塚のような碑はなく、説明板だけが甲州街道南側の歩道にぽつんと立っている。
このあたりには下高井戸宿があり、環八寄りの上高井戸宿と15日交代で「高井戸宿」を務めていた。甲州道中は参勤交代が三藩しかなく、旅人も少なかったためそれほど賑わってはいなかったらしい。
ここから北側に並行して明治大学付近まで玉川上水跡の緑道が通っている。色づいた紅葉を見ながら一息ついた。
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