谷保の常夜燈
東京都国立市谷保5118
国立市区間の甲州街道は、両側に立派な門構えの旧家がならび、ビルが少ないので視界が広い。緑も多くて散歩気分には味わいがあるのだが、いかんせん歩道が狭くて走りにくい。
家並みの裏に回った南側には田園風景が広がっているので、特別な用がない限りは甲州街道は避けた方がいいだろう。
そんな旧家の中でもひときわ立派な家の長い塀の途中に常夜燈が隠れていた。
火袋(ろうそく台)の正面は四角い大きな窓が開けられ、左(西)に三日月、右(東)に星梅鉢の紋の形の窓が切られている。ほかでは見られない星梅鉢の紋は天満宮が近いからだと思われる。
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