駒沢オリンピック公園
東京都世田谷区駒沢公園1-1
昭和39年(1964)の第18回オリンピック東京大会第2会場だった駒沢オリンピック公園は、石畳の中央広場と周囲を囲む緑の対象が印象的だ。ここでは、サッカー、ホッケー、レスリング、バレーボールの4競技が行われた。
ヨーロッパの都市でよく見かける広場をイメージして設計されたという中央広場は、夏の陽に灼かれ、日光浴をする若者であふれている。広い空の下で石とコンクリートに囲まれた硬質な空間は、日本では珍しい風景だ。
そうはいっても公園と言えば緑。外周を築山風の大刈込と大樹に囲まれて、全体の雰囲気は柔らかく落ちついている。緑陰が気持ちいいサイクリングコースをゆっくりと走ってみよう。レンタサイクルを借りて走っている親子のほほえましい姿の横で、BMXの練習をしている少年たちの超絶技を見るのも楽しい。
子供たちには、りす公園、ぶた公園、うま公園というかわいい名前がついた児童公園やジャブジャブ池が人気だ。