対鴎台公園
東京都多摩市連光寺1-4
春に桜を見に行った時にはフェンスの内側にあった小野小町歌碑の周囲が、対鴎台公園(“鴎”の字は旧字体(區鳥))となって公開されるようになった。
ここには以前対鴎荘という別荘があり、明治天皇も兎狩りの際に立ち寄ったという。明治14年〜17年に立ち寄った際に、愛馬金華山を繋いだとされる駒繋ぎの桜の前には「御駒櫻碑」と「向ノ岡御野点所碑」が並んで建っている。
解説には「戦前に多くの観光客などが訪れ」たとあるが、周囲を住宅地に囲まれ、脇では大がかりなマンション工事が進められて往時の面影はない。前回訪れた時にフェンス越しに見た眺望が、マンションに遮られて半減してしまったのが残念だ。