2005年7月2日(土)

ウルトラマン商店街

東京都世田谷区祖師谷/砧

木梨サイクル

「3分」という概念は誰の発明なのだろうか。インスタント食品の調理時間やスピーチの適切な長さ、ボクシングの1ラウンドなど、我々のまわりには「3分」がたくさんある。

昔のボンカレーのCM(1973)では、子連れ狼に扮した笑福亭仁鶴が大五郎に「3分間待つのだぞ」と言っていたが、ウルトラマンは3分待てないので明星チャルメラ(カップラーメン)が食べられなかった(1984のCM)。それでも3分は変らない。

車止め

ウルトラマン(初代)はなんと言ってもわたしにとってのヒーローだ。あの「ジュワッ!」という声を聞くと、子供時代のさまざまな思い出が蘇ってくる。中学生の頃聞いていた深夜放送(ラジオ)で、谷村新司が「ウルトラマンさん、電話ですよ」「ジュワッキ」なんていうハガキを読んでいたことも…。

最近TV-CMから「狼少年ケン(BOSS)」や「8マン(フレッツ光)」の歌が流れている。第9回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した「PLUTO(プルートウ)」(浦沢直樹)の原作は鉄腕アトムの「地上最大のロボット」だ。懐かしい話題が続いて、なんだかうれしくなってくる。

この春には小田急線祖師ヶ谷大蔵駅前の商店街が、ウルトラマン商店街になった。いまはまだウルトラマンの旗がはためいている程度だが、もっと盛り上がったら面白いのにと思う。

ウルトラマンの像 | ウルトラマン交番 | 円谷プロダクション