2019年5月6日(月)

思い出探し

東京都立川市曙町2-39 FARET立川

3ショット

FARET立川の自転車アートと自転車置き場のサインと愛車の3ショット。主役のはずのアート作品が一番小さく写ってしまった。夜になれば、作品のネオン管が光ってもっと目立つはずなのだが。

作品名は「自転車もどき VI」(Bicycloid VI、Robert Rauschenberg、1994)。散歩先でいろいろな自転車アートを見て来たけれど、一番近くにある作品をちゃんと見ていなかったと気がついて、再訪してきた。

伊藤誠

ついでに、久しぶりのFARET立川をぶらぶらしてみる。ここのアート作品には銘板が付いていないので、初めて見たときにはちんぷんかんぷんだったが、今は少しわかるようになってきた。

この自転車アートの周りにあるニキ・ド・サンファルや植松奎二の作品は、瀬戸内海の直島や生口島で見た彼らの作品を思いださせる。黄色い眼鏡のようなオブジェは伊藤誠。天王洲アイルにあった「Tap」をグニョっと横に伸ばしたような感じだ。

屋外展示のパブリックアートは似たような作風で作品を作り続ける人が多いので、見慣れてくるとわかりやすい。新宮晋、田中信太郎、篠原有司男、岡本敦生、山本正道など、その場では名前を思いだせなくても、以前どこかで出会った時の懐かしさがじわぁっと湧き上がってくる作品が立川の街角に散らばっている。

FARET立川の新しい楽しみ方を見つけたような気がした。

ニキ・ド・サンファル「会話」 | 植松奎二「浮くかたち−赤/垂」 || 伊藤誠「Tap」