2012年11月18日(日)

不動の上滝

東京都西多摩郡奥多摩町境(奥多摩むかしみち)

不動の上滝

青梅街道の橋詰バス停(檜村橋)と境橋バス停(境橋)の間で、奥多摩むかしみちは大きく国道を離れて小中沢を渡る。前回は歩いたむかしみちを、今回はこの区間だけ自転車で走ってきた。小中沢に架かる滝を見るためだ。

滝上部

沢の脇には大きな公衆トイレがあってちょうど良い休憩ポイントになっているけれど、四阿やベンチの類は用意されていないのでちょっと困る。案内板もないので、道のすぐ脇の小さな堰堤から勢い良く落ちる滝を「不動の上滝」と勘違いして、さっさと先を急ぐ人もいるようだ。

トイレの前の広場を沢に沿って奥に進むと、目の前の岩壁から沢に落ちる細い滝が目にはいる。これが正しい「不動の上滝」。水量があれば見応えがありそうだが、今日は細々とかそけく、ひいき目に見れば侘び寂のある雰囲気といったところか。むかしみちにはたくさんのハイカーが歩いていたけれど、写真を撮っているあいだ誰もここへは来なかった。

ここから沢の奥を覗くと小さな滝が連続しているのが見える。ハイカー向けの道はないけれど、ちょとトライしてみた。

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