2006年5月3日(水)

目赤不動尊

東京都文京区本駒込1-20-20 南谷寺

目赤不動尊

夜、ストロボを焚いて人物写真を撮ると目の赤い、狼男(女)みたいな顔になることがある。カメラには赤目防止機能が付いているのに、いつも使うのを忘れて、後で「しまった」と思う。

あれが赤目ではなく、青目だったら外人みたいでかっこいいのにと思うが、そうは問屋が卸さない。白目だったらなお怖い。

江戸五色不動は、江戸城鎮護を願って陰陽五行の五色を冠したというけれど、そもそも何で「目」だったんだろう。

不動明王は背中に火炎を背負い、憤怒の形相で睨みつける姿が鬼のようだから、赤鬼・青鬼ばりに赤不動・青不動…ではいけなかったのか。

もっとも、それではあの落語のオチが「さんまは『黒』に限る」になってしまい、焦げ焦げのサンマで癌になっちゃうかもね。

文京区教育委員会の説明版

(五色不動) : 目青 | 目黄 | 目白 | 目黒