2006年10月9日(月)

目黒不動

東京都目黒区下目黒3-20-26

たぶん芙蓉

天高く馬肥ゆる秋。秋刀魚のおいしい季節になった。秋刀魚と言えば目黒というわけで、目黒不動まで走ってきた。

目黒不動

上品なものばかり食べていた殿様が、目黒で庶民の食べ物、ジュウジュウと脂の乗った焼きたてのサンマに感激し「さんまは目黒に限る」と言うのが落語「目黒のさんま」だが、もちろん内陸の目黒はサンマの名産地でも何でもない。だから門前の商店街にサンマの姿はなく、魚を焼く煙も漂ってこないのは当然だが、説明板の類にもその名が見られないのはちょっと寂しかった。

隣の五百羅漢寺には、魚の形をした魚鳥供養の庖魂碑が建っているが、少し太めの姿は秋刀魚ではないようだ。

目黒区教育委員会の説明板 || 庖魂の碑

(五色不動) : 目青 | 目赤 | 目黄 | 目白